蔦の細道は、平安時代の初めから鎌倉時代にかけて東西を行きかう主要道路でした。平安の昔、在原業平が「伊勢物語」で”駿河なる宇つの山辺のうつつにも 夢にも人に逢はぬなりけり”と旅人の心情を歌っています。この細道は文学の道、時には戦いの道ともなった宇津の山越えの道の歴史をしのびながら、また、随所に見られる蔦かえでをはじめ、植物、草花を観賞しながらの探索は絶好のハイキングコースです。峠から美しい富士山が眺望できます。
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明治のトンネル
明治のトンネル写真
文学と最古の道
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蔦の細道・旧東海道のみどころ

●旧東海道
豊臣秀吉が小田原征伐のときにはじめて開拓したと伝えられています。それ以来、江戸時代の参勤交代の各大名や旅人が明治初期まで利用していました。

●鼻取地蔵尊
岡部町口にある地蔵尊。この地蔵尊伝説を紹介します。

●馬頭観音
馬の頭をつけた観音様で、道中の交通安全をお祈りしていたようです。

●地蔵堂跡
旧東海道の峠を宇津の谷側に下った左側にあります。今は礎石だけ残り地蔵尊は現在慶龍寺に安置されています。

●明治のトンネル
全長270m、明治9年に日本初の有料トンネルとして築造。現在のトンネルは明治36年に改修されたものです。赤レンガ調のトンネル内にはオレンジ色の灯がともりレトロな雰囲気を醸し出しています。また、周辺は石畳や東屋・トイレが整備され、平成11年には「明治のトンネルと宇津ノ谷の集落」が「静岡都市景観賞ふるさと静岡部門」で優秀賞を受賞しました。

●大正のトンネル
大正時代から計画が進められ、昭和5年に完成。全長230m、両裾がわずかに狭まった蒲鉾形をしています。

●昭和のトンネル
昭和34年に当時のトンネル工事の技術の枠を集め開通した全長844mのトンネルです。現在では、岡部バイパスの上り線として併用されています。

●平成のトンネル
岡部バイパスの4車線化に伴い近代トンネルの技術を採用して宇津ノ谷峠周辺の歴史的、地域的特性を配慮したうるおいの空間を創造しています。全長881mで岡部バイパスの下り線として併用されています。
蔦の細道写真
蔦の細道